2012年1月27日金曜日

巻の鍛冶屋さん。

巻は、おととい大雪でした。
おとといの朝起きたら信じられない景色が広がっていました。
全国ニュースでも巻のある新潟市西蒲区が映っていたそうです。

一日経ってこれですから、おとといはもっと
すごかったんですよ。

蔵も地面の雪と同化して
真っ白です。

おとといの朝は家から出れないほどの雪でした。
こんな身体ですから、私も妊娠中の妻も雪退けできずそのままで
未だに車も埋まっている状態です。これはどうしようもありません。。

そんな中どうしても行かなければならないところがありました。
翌日は天気がよかったので、そこまでなんとか行ってきました。
そことは巻にある鍛冶屋さんなんです。
自宅で使っている包丁の歯がボロボロで全く切れなくなり
妻が料理できないということで研いでもらいに行ってきました。


巻にある「袖山鍛冶屋」さんです。
袖山さんは県内で唯一の刀鍛冶職人でもあります。
刀の材料でつくる刃物は切れ味抜群です。


見たことのない機械がたくさんあります。
包丁、鎌、ナタなどを主に作っています。


持っていった包丁は機械を替えながら
何度も磨いてもらいました。


この包丁は何年か前に袖山さんからいただいたもの。
私の妻いわく、この包丁を一度使ったら
市販の他の包丁が使えなくなるようです。
自宅でもほとんどこの一本しか使いません。


研いでもらった包丁の切れ味は抜群です。
研ぎ終わった直後に袖山さんが自分のあごにその包丁を当てて
ヒゲを剃ってみせたくらいです。



袖山さんとは私が鯛車の活動を始めてからのお付き合いです。
先日ブログでも書きましたが私は曾おじいさんが竹切り用で
使っていたナタを母の実家で見つけ、初めて鯛車を作りました。

そのナタには「兼光(かねみつ)」という焼き印が押してあり
この「兼光」を探したところ袖山さんにたどり着きました。
このナタは袖山さんのお父さんが作ったナタだったそうです。
ただ、その名前の入れ方を見て袖山さんが50年前に
自分が働きだしたばかりの時にお父さんと一緒に作ったナタだと
いうことがわかりました。
もう7年も前のことですが、この時ばかりは身震いしたのを
はっきり憶えています。まさかの出会いでした。
そのナタはたまに袖山さんに研いでもらいながら今でも
竹切りに使っています。今度写真アップしますね。


現在、袖山さんは奥さんと2人でこの鍛冶屋をやっています。
おそらく2人とも70歳近いと思いますが、バリバリの現役です。
数年前に私よりも若い、袖山さんのお孫さんが
この鍛冶屋を継いだのですが、諸事情で今は青年海外協力隊で
海外で働いています。
でもきっとお孫さんはいつか帰ってきてもう一度
この仕事に就く気がしますし、続けてもらうことを信じています。
これは誰にでもできる仕事ではありません。
私は代々受け継がれる血が、職人の手を動かすような気がします。
この刀を作る技は絶対に後世に残してもらいたいですね。


袖山さんの刃物は巻で買えます!
袖山さんのお店に並んでます。
お店は巻の本町通り(諏訪神社近く)にありますので
興味のある方はぜひ使ってみてください。
ちなみに私がいただいた包丁、30年は軽々使えるそうですよ!!




2012年1月22日日曜日

近所を街歩き。

今日は朝から天気がよいのでリハビリもかねて
近所を少し散歩してみました。



ドウダンツツジの冬バージョン。
赤い実が寂しそうです。
いつもブログに登場する「鯛の蔵」も実は近所です。


「鯛の蔵」の前にある「巻文化会館」です。
メンバーのお孫さんがたまたまいたので引いてもらいました。

「巻文化会館」はコンサートや様々な教室を行える複合施設です。
以前はこの中で鯛車教室を行っていました。

巻文化会館の入り口ロビーには私たちプロジェクトの
メンバーみんなで作った鯛車を飾らせてもらっています。
昨年末に区役所の方から紹介パネルを設置していただきました。

これなら私たちの活動も理解してもらえますね。
ご協力ありがとうございました!!


ここは鯛車の出動基地ですね。
貸し出し用の鯛車が40台ほど集まっています。


巻文化会館を出て少しまわりを歩いてみました。
最近は雪が降らなくて過ごしやすいです。

古そうな建物ですね。
左は蔵のような感じですね。


いいですね〜
とても雰囲気のある建物です。
雁木のある家って憧れます。



資生堂のマークがついてますね。
昔化粧品屋さんだったのでしょうか??
街頭も傘に電球だけでカッコイイです。


街のお医者さん「長沼医院」です。
小さい頃よくお世話になりました。

屋根瓦が水色で斬新です。



駅前に着きました。昔からある床屋です。
その前に黄色と緑の丸い街頭がありますが、
巻の商店街ではまだほとんどがこれです。



巻駅です。ちょうど電車が着たところです。
最近は電車に全く乗らなくなりました。



昨年、板張りをした「中吉川」が遠くに見えます。
やっぱり煙突がシンボルですね。
またここで今年もイベントを行う予定です。


たまにはカメラを持って近所を歩くのもおもしろいものです。
最近NHKの金曜夜10時からやっている「世界ふれあい街歩き」
という番組にハマっています。
この番組は世界各国の街をひたすら歩いて
路行く人たちの話を聞く番組なのですが、
街の普段の様子をリアルに撮っていてすごく好きなんです。
いつか巻の街にも来てもらえるといいですね。


「世界ふれあい街歩き」

2012年1月21日土曜日

小学校で感謝祭。

先日、地元の巻北小学校で感謝祭があるので
来てくださいと、コーディネーターの方から手紙がきました。
私が怪我をしている旨を伝えたところ、
1時間もかからず座っていればすぐに終わるということで行くことに。
毎年夏休みに小学校を使って鯛車教室をさせてもらっていますし
小学校には大変お世話になっているんです。

昨年の小学校ワークショップはここから↓
http://taiguruma.blogspot.com/2011/08/blog-post_13.html


すると、イベント前日にコーディネーターの方から
連絡がきて当日一言ほしいとのことでした。
私は名前くらいのあいさつをすれば良いのだと
勝手に思い込んでいたのが全ての間違いでした。


当日の朝、普段通りの格好をして小学校に着くと
1人の先生が玄関で待っていて校長室に通されました。
校長室には校長先生と当日にスピーチをするスーツを着た年配の方が
座っていました。その方は小学校OBの方でした。


この展開はまさか、、、


その時やっと気づきました! 私もスピーチをするのだと。
怪我で首に巻いていたコルセットは恥ずかしいのですぐにとりました。
スーツで来ればよかったのにいつものカジュアルな格好でした。。。

校長先生に会場の体育館に案内され、
一番前の私の名前が貼ってある席に通されました。
会場には全校生徒600名の他に先生、保護者、ボランティアの方々など
大勢の人がいました。



そんなこんなで式典がスタート。

バースデーフェスティバルは今年で38回目。
毎年行っているイベントのようです。
壇上には昨年子どもたちがつくった
鯛車たちが光っています。


このイベントは小学生が司会進行の全てを行っていて見ていて
おもしろかったし、歌あり寸劇ありのすごく工夫された内容でした。

結局私もその場でアドリブのスピーチでしたが、
多くの子ども達に鯛車のこと、巻を将来背負っていってもらいたいことを
伝えることができました。どうやら本番には強いらしいです(笑)
これだけ大勢の子どもたちに話をする機会はなかなかないので
とても良かったと思います。この中の1人でも鯛車に関わってくれる子が
現れてくれると嬉しいですね。


昨年鯛車のワークショップに参加した子が
ラジオ局からインタビューを受けています。



イベントが終わった後には子ども達が
各教室で手づくりの出店を開きました。



キャラクタークイズです。
これ、みなさんわかりますか!?
○○○○くんです。













2012年1月18日水曜日

巻はよい天気です。


巻では久しぶりに雲が一つもない青空が広がっていました。
まだ自宅療養中の私ですが、今日は午後から病院だったので
その前にプロジェクトの長嶋さんの車に乗せていただき、
鯛車に使う竹ひごをもらいに私の母の実家へ行ってきました。


昨年11月に竹細工の職人さんへ竹ひごづくりを習ってから
長嶋さんは毎日必ず1〜2時間は竹ひごづくりの練習をしていたそうです。
(詳しくは→http://taiguruma.blogspot.com/2011/11/blog-post_15.html

今回は練習用の竹をもらいに行ったのでした。

母の実家には大きな竹林があります。

以前にも書いたかもしれませんが、私の曾おじいさんは農家で
冬は竹細工職人として農具で使う竹かごや、魚をとるためのビクなどを
作っていたそうです。

私が生まれる前にはすでに亡くなっていましたが、
大学生の時、初めて鯛車を作ることになったことで
曾おじいさんの存在を知ることができました。
8年前の夏、飛び回る蚊と対決しながらここに生えている竹を切りました。
曾おじいさんが残してくれたナタを使い
自己流で竹ひごをつくり、ナタの重さで腕がパンパンになった経験が
あったから今の活動があるのかなとここに来る度思います。

曾おじいさんとは1度も会ったことはないけれど
ここにある竹と、残してくれた道具があるので
とても近い存在に思えてきて、とても不思議な感覚です。

いつも野菜が吊るしてあります。
秋には干し柿なんかもあって、この感じが大好きです。


ナタなどの刃物を研ぐ機械のようです。
なんと、まだ動きます。


さっそく始まりました。ここに生えている竹は
孟宗竹と言って肉厚の竹で、春になると
竹の子がたくさんとれるんですよ。


竹をとる時期は少し遅れていますが、
練習用としては問題ないと思います。
水を多く含んでいるためすぐに切れました。


伯父さんが作った花器です。
家の玄関に飾ってありました。
味があって良いですよね。


今回はあっという間に終わりましたが、久しぶりの外は天気も良く
とても気持ちよかったです。私はただ見ているだけでしたが。。。

長嶋さんは竹ひごづくりがずいぶん上達したらしく、
3月くらいには竹ひごづくりのワークショップを
開いてみんなにおしえられるそうです。なんと頼もしい!!

近い将来、みんなで巻の竹を使って鯛車が作れるかもしれません。
できれば鯛車の材料は全て地元の素材で
作れたらと思っています。なんか贅沢な夢ですかね。



2012年1月10日火曜日

2012、始動です。

みなさん、昨年はお世話になりました。
昨年は色々なことがありすぎて
整理のつかないままいつのまにか年を越してしまいました。

2012年も鯛車復活プロジェクトを宜しくお願いします。
今年もすでにいくつか予定が決まっており
昨年同様忙しくなりそうです。


年末年始にかけて私の身体の件で
ご連絡をいただいた方々ありがとうございました。
近況を報告します。
プロジェクトのブログなのに私のことばかりですいません。
年末は調子が良かったので、
年明けは普通に会社へ行ったのですが
翌日また体調を崩してしまい、またしばらく自宅待機と
なってしまいました。
2012は良いスタートを切ったつもりだったのですが残念です。
もう無理はせず、自分の身体を信じて待ってみようと決めました。
そう思ったら少し気が楽になりました。




話は戻りますが、31日に妹から誘われて巻の神社へ二年参りに行ってきました。
今まで初詣は行ってましたが、二年参りはホント久しぶりです。


巻の愛宕神社です。小さい神社ですがとても由緒ある神社です。
浄化の炎とともにスルメを焼かせてもらいました。
ここで食べたスルメと甘酒の味は格別でした。



元旦になったばかりの鯛の蔵です。
冷たい風が吹いていましたが雪はほとんどありません。



中に飾った鏡餅です。
この場所には昨年どれだけお世話になったか。


おととい、私の大好きなテレビ番組「情熱大陸」で
茶人の千草屋さんが出ていました。
草屋さんは茶道を通して日本の和の心を、
一生懸命に伝えようとしていました。
それを観た私は日本人に生まれて本当に良かったと思いました。
鯛車を後世に伝える役目ができて本当に幸せだと思いました。
昨年起こった震災、原発問題などで日本の姿勢が問われていますが
日本の和の心はきっと日本を、世界を救うと信じています。
私もそのために行動したいと思っています。
今年は鯛車の灯りで日本を明るくします。
これが今年の目標です。

そして今年は昨年以上の出会いがある予感がしています。
私の予感はなかなか当たるんですよ。


それでは今年もよろしくお願いします!!